マクロビオティック

マクロビオティックという言葉を最近は、よく耳にするようになってきました。
マクロビオティックは、実は歴史が古くて1928年に桜沢如一氏が行った講演がマクロビオティックの運動の始まりと言われています。
その後に国内はもとより海外にも伝わって、アメリカでも広く知られるようになりました。
マドンナやトム・クルーズなど著名な方の間でも実践している方が多いです。
日本発祥の文化ですが、アメリカからの逆輸入出来て知名度が上がりました。

マクロビオティックは、玄米菜食とも言われています。
玄米や雑穀や全粒粉の小麦などを主食とした野菜中心の食事法です。
マクロビオティックを単なる食事法と分けているのは、「一物全体」「身土不二」「陰陽調和」という三つの理念があることです。

一物全体とは一物全体とは、食材をそのまま使うことを意味します。
野菜であればなるべく皮をむかずに全部を使います。
時にはアクもそのまま使ったりもします。
なるべく精製したりもしません。白米ではなく玄米や小麦であれば全粒粉が中心です。
精製した砂糖は使いません。
身土不二とは身土不二とは、自分の生まれ育った土地で自分の身体も作られているので、身体と環境は関係しているので、生まれ育った土地の近くで取れたものを食べましょうということを意味します。
そのため、地域によって食材も変わったりもします。
最近では、地産地消の考え方とも乗り入れていたりもします。
陰陽調和とは陰陽調和は、東洋の伝統的な考え方、陰陽がベースにあります。
食材や調理法によって陰性、陽性があり(あるいは中庸)、バランスを取っていきます。
同じ食材でも調理法によっては、陽性になったり陰性に傾いたりします。
なので、調べたり学んでいく必要があります。

というようにマクロビオティックはとても奥が深いです。
一つの理念や思想でもあります。